桶谷式手技(乳房マッサージ)であなたの母乳育児をサポートします。
さて、この白い点はなんでしょうか?
これは、乳栓です。
先日、左のおっぱいの外側半分がガチガチになって来院された方がいました。
赤ちゃんに飲んでもらってもしこりは小さくならない。
それどころか、赤ちゃんが飲むのを嫌がるようになってきて、困って来院されました。
乳房マッサージをさせてもらうと、少しずつ乳頭から白いものが見えてきて、圧を加えたらスポッと抜けました。
でも、1個だけではなかったのです。
その後もつぶつぶと何個も出てきました。
手のひらに直撃してとらえたものがこの3個です。
意外と大きいと思いませんか?
乳栓は乳腺の中を移動する時、抜ける瞬間はとっても痛いのです。
乳栓が抜けたところから鯨の潮吹きのように乳汁がぴゅーっと出てくる、出てくる。
その後、しこりは軽減されました。
よかった。
本当に良かった。
では、どうして乳栓が出来るのでしょうか?
授乳リズムの乱れや食生活も原因になります。
【授乳の乱れ】
寝過ごしたり、授乳間隔があきすぎたりして、おっぱいをためすぎると要注意です。
おっぱいが長く滞っていると、発酵して、乳汁中の脂肪分や石灰分がチーズ状のドロドロした乳汁や小さな固形の異物になりやすくなります。
それがつまりやしこりの大きな原因である乳栓なのです。
【食事】
高カロリー、高脂肪食、アクの強いもの、刺激物は要注意です。
何を食べてもおっぱいのトラブルが無い方もいます。
ただし、食べ物が影響して詰まる人がいるのも事実です。
例えば、同じ食べ物を食べていても、尿管結石や胆石など石ができてしまう人も、できない人もいますよね。
ご自分の母乳が食べ物に強く影響されるタイプであれば、注意をした方が良いですよね。
トラブル予防の第一は赤ちゃんにしっかりおっぱいを飲んでもらうこと。
トラブル解決の第一も赤ちゃんにしっかりおっぱいを飲んでもらうこと。
もしも、赤ちゃんが授乳を拒否しだすと、詰りはひどくなり、乳腺炎になる恐れもあります。
しこりができたり、乳腺炎になると痛いし、しんどいし、辛いので出来るだけ予防しましょう。
そう、予防が大事です。
そして、何よりも赤ちゃんにおいしいおっぱいを飲ませてほしいな
しこりが改善しない場合は、早めにご相談くださいね。
そろそろ断乳・卒乳かなと思った時、知っておきたい7つのポイント無料メール講座
おいしいおっぱいをたくさん飲ませたいママへ!
これで安心!母乳で育てたいをかなえるポイント無料メール講座(全10回)
おっぱいが痛い!乳腺炎かもと心配なママへ!
おっぱいのつまりや乳腺炎の時の対処法無料メール講座(全1回)