乳首の先に白い点があって痛い場合は二つ考えられます。
ひとつは乳栓(チーズのような塊)ができて乳首の先に塞がっている場合
もうひとつは白斑です。
乳栓の場合
乳栓が詰まっている状態なので、しこりがあるでしょう。
吸われたらとっても痛いですが、頑張って飲んでもらうとポンッと抜けることがあります。
白い点が抜けた瞬間から痛みが楽になります。
そのあとはくじらの潮吹きのごとくピューと母乳が出てきます。
そうすると、しこりもまもなく楽になるでしょう。
白斑の場合
白い点は取れません。
白斑は乳口炎とも言います。
お口の中に口内炎ができたことありますか?
白斑は、例えると口内炎が乳首の先にあるようなものです。
口内炎を吸われると思うとどれだけ痛いか想像できるでしょうか?
そう痛いのです。
適切に対処すると2〜3日で痛みがなくなり、自然と消えることも多いでしょう。
でもこじらせると2〜3週間以上ある事があります。
なかには2〜3ヶ月消えないという方も。
この白斑は母乳の出る腺
乳腺に膜を張ってしこりを作ることもあります。
そうするとさらに痛みは増します。
痛いけど、白斑は飲ませながら治します。
飲ませないと悪化してしまいます。
痛いと授乳するのが怖くなりますよね。
我慢できる程度の痛みであれば、白斑のある方から飲ませましょう。
痛くて授乳が怖いならば、痛くない方から飲ませて、母乳がわいてきておちついたら白斑のある方にかえましょう。
そうすると痛みが少し和らぎ授乳しやすくなります。
白斑はおっぱいの調子がよくなると自然と消えていきます。
白斑はないほうが絶対いいです。
白斑があるけれど、痛みは軽くて授乳はできる。
白斑から母乳が出ていて、しこりがない場合は緊急性はないでしょう。
しかし、
白斑がだんだん大きくなる。
白斑から母乳が出てこない。
水風船のように膨らむ。
しこりがある。
白斑の痛みが強い
そんな場合は、早めにご相談下さい。
今回の内容を詳しく知りたい方はインスタグラムのIGTV動画がお勧めです。
痛みのない、楽しい母乳育児を応援しています。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
では、また(^^♪
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