【自立授乳の落とし穴】
自律授乳とは、赤ちゃんが欲しがるときに欲しがるだけ飲ませる授乳方法のことです。
でも、授乳の基本を押さえておかないと実は落とし穴があるんです。
授乳間隔や1日の授乳回数や授乳時間などを決めて規則的に授乳する方法を規則授乳と言います。
計画授乳と言われることも。
母乳の場合は授乳は3時間おきと言われます。
それは赤ちゃんが母乳をお腹いっぱい飲んでもおおよそ3時間以内に消化吸収されるからです。
とくに生後1ヵ月ぐらいまでの間は自律授乳がおすすめされています。
赤ちゃんに吸われる刺激によって母乳分泌が促されて母乳育児がスムーズになります。
そのため、自立授乳で何度も頻回に飲ませましょうということです。
赤ちゃんが欲しがる時と言いますが、何をサインにそう思いますか?
多分、赤ちゃんが起きて泣くのがサインという方は多いと思います。
もちろん、赤ちゃんはお腹が空いたら泣きますよね。
でも、泣いたら飲ませるでいいのでしょうか?
実は自立授乳の落とし穴があるんです。
その落とし穴には二つのパターンがあります。
①赤ちゃんがよく寝て泣かないパターン
②赤ちゃんがよく泣くパターン
①赤ちゃんがよく寝て泣かないパターン
このケースだと授乳回数が減ってしまいます。
寝る子は育つと言いますが、飲まない子は体重が増えません。
体力のない子は長寝しやすいのです。
寝ることが1番の体力温存ですからね。泣くのは体力がいるんです。
また、3時間たっても起きないのはミルクを飲み過ぎの場合もあります。
3時間以上経っても泣かない子は、泣かなくても起こして飲ませましょう。
その方が母乳もよく出るようになるし、赤ちゃんの体重の増えもいいです。
②赤ちゃんがよく泣くパターン
このケースだと飲ませ過ぎになるかもしれません。
なので、よく泣く子は泣くからすぐにおっぱいあげるのではなく、まずしてほしいことがあります。
まず、おむつをかえてあげる。これで落ち着く子もいます。
それでもダメなら、抱っこしてあげる。これで落ち着く子もいます。
それでもダメなら、あやしてあげる。これで落ち着く子もいます。
なにやってもダメならば、母乳をあげましょう。
そうすることで、何で泣いているのかな?を探ることにもなります。
泣くのは全てがお腹が空いたというサインではないのです。
お母さんの母乳がよく出るようになって、赤ちゃんが上手に飲めるようになってくると、おおよそ2.5〜3時間毎の授乳に落ち着いてきます。
授乳のリズムができるのに100日くらいかかると言われています。
焦らずにやっていきましょう。
参考になれば幸いです。
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今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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