えっちゃんブログ

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助産院のベッドの天井にあるシミは、飛び散ったおっぱいだった!

2015年08月22日 | 母乳相談

~ほっこりゆるんで笑顔になって~

ママと赤ちゃんが笑顔で過ごせるようお手伝いをする助産師えっちゃんです。

 

いきなりですが、助産院のマッサージ用のベッドの天井です。

これは、ベッドの横たわって、天井を見上げたところです。

 

いっけん、何でもない天井ですよね。

 

天井に近づいて、これを拡大すると・・・こう見えます。

 

白く映っているのは、なんと飛び散ったおっぱいなんです。

 

天井にあるシミは、まさかのおっぱい!

 

ベッドから2メートル以上の高さはあります。

 

思い起こせば、おっぱいがガチガチになって、赤ちゃんが飲んでくれなくなり、自分でも搾れず、痛くなり困り果てて来院された方がいました。

 

みてみると、片方のおっぱいが詰まって、半分以上がガチガチになっていました。

さぞかし痛かったでしょう。

 

手技(桶谷式ではおっぱいマッサージのことをこういいます)で、無事につまりが開通した瞬間におっぱいが勢いよく天井まで飛んだのです!

 

詰まりは簡単に抜けることもありますが、ひどい場合はすぐには抜けません。

 

なかなか抜けない場合は、私も正直焦ります。

 

ぬけた瞬間はママはもちろん、私もやった~!!です。

 

今回、この天井についたしみを初めてまじまじと見てみました。

 

『これ』と示している六角形の中を見て下さい。

すると、白い塊が見えるではありませんか!

 

 

 

乳栓です!

 

つまり、詰まりの原因です。

(おやじギャグですみません。)

 

乳栓とは石灰状の小さい石のようなものです。

 

この乳栓により乳管が詰まり、出口をなくしたおっぱいはたまって、おっぱいがかたくしこりになるのです。

 

詰りがあると授乳のときにチクチクととげが刺さったような痛みがあります。

 

痛いけど、赤ちゃんにおっぱいを飲んでもらうと、乳栓も吸い出してくれることがあります。

なので、赤ちゃんに飲んでもらうことが一番の対処法です。

 

でも、赤ちゃんが上手に飲んでくれないとなかなか抜けません。

 

そんな場合は、早めにえっちゃん母乳育児相談室にご来院くださいね。

 

桶谷式の手技で乳栓が抜けるお手伝いをします。

 

乳栓が抜けると乳頭の痛みは消えて、しこりも楽になりますよ。

 

予約がいっぱいでも、詰り、しこり、痛みなど緊急時はできるだけ対応しますから、まずはお気軽にお問い合わせくださいね。

 

最後までお付き合いありがとうございます。