えっちゃんブログ

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おっぱいが詰まるとは・・・

2015年10月21日 | 授乳相談

~ほっこりゆるんで、笑顔になって~

ママの笑顔をもっと増やしたい!

助産師えっちゃんこと悦喜桂子(えつき けいこ)です

おっぱいが詰まるとは・・・どういう状態なのでしょう?

小さい石灰のようなものや白いかさぶた状のものが乳管に詰まる事があります。

先日、おっぱいの一部が石のようにかたく腫れて、飲ませるとチクチクととげが刺さったときのような痛みを感じて来院されたママがいました。

みると、おっぱいの1/3以上かたく腫れてごりごりになっていました。

いつもはしこりができても、お子さんが飲んでいるうちに解消されていたようです。

お子さんが、吸い取ってくれていたのでしょう。

今回は、いつもより大きい乳栓だったのか、飲ませても解消せず。

ついにお子さんが飲むのを嫌がるようになって来院されました。

乳頭を見ると白い点のようなものが見えます。

この場合考えられるのは

乳栓が詰まっている。

白斑ができている

のいずれかでしょう。

手技(マッサージ)をすると、瞬間的にスポーンと取れました。

そうすると、鯨の潮吹きのように乳汁が噴き出してきます。

その後、排乳を促してしこりは取れました。

今回は乳栓と呼んでいる石灰状の小さい石が詰まっていました。

乳腺が噴き出る時は、たいがい乳栓がどこに行ったからわからなくなるのですが、

その時は私の手のひらにビシッて当たってきました。

それがこれです。

 

乳栓と呼んでいる石灰状の小さい石です。

とてもかたいです。

乳管は絹糸くらいのとても細い管なので、これが詰まるととても痛いです。

しこりができた場合は、おっぱいをいつも通りに飲ませましょう。

むしろ、それ以上に飲ませましょう。

おっぱいを長時間ためないことが大切です。

2時間半から3時間ごとには飲ませましょう。

予防も治療もまずは赤ちゃんにしっかり飲んでもらうことです。

それでも解消しない場合は、お早めにご相談くださいね。

 

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   最後までお付き合いありがとうございます。
 えつき助産院 院長 悦喜桂子