広島・廿日市の母乳外来/桶谷式母乳育児相談室
母乳が足りない、おっぱいが痛い、断乳・卒乳
に対応する助産師 えつき けいこです。
授乳中のママから質問をいただきました。
「夜間の授乳がなくなるはいつ頃からですか?」
私の回答は・・・
「母乳の場合、夜間授乳はなくならないものです。
断乳するまで夜間も母乳を飲むお子さんがほとんどです。
夜間授乳はとっても大切なので、続けましょう。」
これを伝えると・・・
正直、がっかりしたような表情をされる方がほとんどです。
夜は寝てほしい(自分も朝まで寝たい)と思う気持ちはとってもわかります。
私も母乳育児をしていたあの頃、ただただ寝たかった!
私は毎回、毎日、きちんと3時間毎の授乳が出来ていたわけではありません。
(優等生ではなかった・・・)
目覚ましかけていても、いつの間にか音を消して寝過ごしちゃったことも何度もあります。
そうすると、目が覚めるとおっぱいがパンパンになっていたり、痛くなったりして、反省・・・。
確かに夜、長寝するお子さんもいますが、母乳の場合、夜の授乳があるのが通常なのです。
(ミルクの場合は、朝まで寝るようになるお子さんが多いですね。)
夜間授乳がなくなると、どうなるかというと・・・
母乳がよく出ている人は、
朝、起きたら、おっぱいはパンパンガチガチかたくなります。
イタタッで目が覚めるかもしれません。
しこりができたり、パンパンに張りすぎて、痛くなったりと乳腺炎などのトラブルを起こしやすくなります。
母乳がやや少なめの方は、
おっぱいがさらに出にくくなります。
夜間飲ませた方が母乳はよく出るようになります。
3時間以上ためない方がよいのです。
おっぱいがおいしくなくなって、お子さんが授乳を拒否するケースもあります。
夜間授乳は決して楽ではありません。
夜はゆっくり寝させてあげたいのですが、夜間授乳はとても大切なのです。
乳房トラブルを予防し、おいしい母乳を飲ませるためには、断乳まで昼夜を問わず約3時間毎の授乳が重要です。
理想は3時間毎、よくあいても4時間までが望ましいですね。
あなたの母乳育児、応援しています。
参考になれば幸いです。
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