えっちゃんブログ

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おっぱい卒業まで3時間毎の授乳?

2019年03月04日 | 授乳相談

広島・廿日市の母乳外来/桶谷式母乳育児相談室

母乳が足りない、おっぱいが痛い、断乳・卒乳

に対応する助産師 えつき けいこです。

 

断乳についてのメール講座を読んでくださったTさんから感想と質問がありました。

長文になりますが、よろしければお付き合いください。

 

Tさんより

メール講座とても良かったです。
 
桶谷式母乳育児相談に通ったおかげで、完全ミルクから完全母乳に移行することができました。
現在1歳1ヶ月と大きくなり、母乳は変わらずあげています。

周りは徐々に授乳回数を減らしながら卒乳していたり、
自分の両親も徐々に減らすのが普通と思っていたり、
離乳食の本にも徐々に減らしましょうと記載されてることが多いのですが、
母乳のメカニズムとかを理解されてない方が多いのでしょうか。

 

でも、徐々に減らし、母乳マッサージも受けずにトラブルなく卒乳している人もいたりして、何が正しいのか悩むこともあります。

3時間おきを卒乳まで続けることの必要性についてもっと詳しく知りたいです。

 

ここからが私の回答です。

 

メール講座を読んでくださり、ありがとうございます。

最寄りの桶谷式に通われているのですね。

 

「おっぱい卒業まで3時間おきを続けることの必要性について」私の見解をお伝えしますね。

 

確かに巷では徐々に授乳回数を減らしましょうという内容の情報が多いですね。

迷われるのも当然かと思います。

 

確かに徐々に減らし、自然とフェードアウトする感じで卒業される方もいます。
そのままおっぱいトラブルのない方もいます。

 

それも事実です。

 

そういう方もいる中で、桶谷式はなぜ3時間おきの授乳にこだわるか?

 

それは一言でいえば、
お子様に最後までおいしい母乳を飲んでほしいと願っているからです。

 

おいしい母乳が出ているママのおっぱいは調子がよいのです。

 

トラブルのないおっぱいでおいしい母乳を保つには約3時間ごとに母乳を出す必要があります。

 

おっぱいを3時間以上ためるとどうなるか。

 

よく出る方はしこりが出来たり、パンパンに硬くなりやすくなります。

 

あまり出ていない方は、パンパンにはなりませんが、母乳の出が悪くなります。
(母乳は出た量だけ作ろうとしますから。)

 

いずれにしても、乳質が落ちます。

 

おっぱいが飲みにくくなったり、乳質が落ちておいしくなくなったら、
こどもは飲むのを嫌がるようになります。

 

・くわえては離し、くわえては離しを繰り返す。
・乳首を噛んだり、ひっぱったりする。
・うんうん文句を言いながら飲む。
・のけぞって嫌がる。

 

そうなるとママは授乳が苦痛になりますよね。

そうなってほしくないと思っています。

 

おいしいおっぱいだとお子さんはうれしそうにゴクゴクと飲んでくれるでしょう。

 

ただし、最後まで3時間おきに飲ませていると、断乳した際はパンパンガチガチになります。

 

正直、楽ではないですが、
(むしろ、パンパンでしんどいですが…)

 

ご安心ください。

(なにを?)

 

 

調子のよいおっぱいは、ためてパンパンになっても乳腺炎になりません。

(という意味で、ご安心ください)

 

断乳の際は通っておられる桶谷式の助産師に相談してみてくださいね。

この内容が少しでも参考になれば幸いです。

 

以上です。

 

ご本人の了解を得て、掲載させて頂きました。

 

同じように悩むママたちに参考になればと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

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