広島・廿日市の母乳外来/桶谷式母乳育児相談室
母乳が足りない、おっぱいが痛い、断乳・卒乳
に対応する助産師 えつき けいこです。
突然ですが、
普段から、断乳の時期は
・お子さんが1歳を過ぎて、ある程度しっかり歩けるようになった頃。
・お子さんの体調がよいこと。
・ママのおっぱいの調子がよいこと。
・季節的にも真夏・真冬は避けて、過ごしやすい気候の良い時
そんな時期がおススメですとお伝えしています。
あと、ご家族の協力が得られやすい日が良いですね。
というと、普段は忙しいパパもお休みで家にいるし、季節的にもゴールデンウイークは丁度良いからと断乳しようと計画していませんか?
パパやご家族がそばにいてくれると、お子さんがぐずっても心強いですよね。
でも、ちょっとまって
断乳後、心配なのはお子さんだけで、自分は大丈夫って思ってませんか?
最近、おっぱいが張っていないし、あまり(ほとんど)出ていないと思っていませんか?
本当にそうなのでしょうか
お子様が1歳すぎている場合、普段おっぱいの張りを感じなくなってるママが多いです。
夜間お子さんがおっぱいを飲んでいる場合は、おっぱいをやめると想像以上にパンパンガチガチに張ることが多いです。
その時になって、想定外のおっぱいの張りに驚くことでしょう。
自分でうまく搾れない。
おっぱいが痛くて、手が肩より上がらない。
上を向いても、横を向いてもおっぱいが痛い。
抱っこをしたくても出来ない。
ひどい場合は乳腺炎になる方もいます。
また、断乳のときにはお食事も気をつけましょうと言います。
乳腺炎を予防するために、お食事は高カロリー・高脂肪、甘いものを避けたほうがよいです。
さらに、入浴は避けてシャワーにして、できれば頭は洗わないほうがいい日もあります。
カラダを温めると血液循環が良くなり、おっぱいが張りやすくなります。
頭を洗うということは入浴時間が長くなります。
そして、両手を上げて、お湯をかけて、頭皮を刺激します。
すると、さらにおっぱいが張りやすくなります。
ゴールデンウイークというとお出かけしたり、外食したり、ご馳走食べる機会が多いですよね。
高カロリーな食事が続く
おっぱいをためる
過労
それらが重なるとパンパンガチガチになったり、乳腺炎になる恐れがありますよ。
そんなとき、医療機関でみてもらいたくても、ゴールデンウイーク中は病院もお休みでしょう。
今年のゴールデンウイークは10連休ですね。
夜間休日に救急にかかっても、おっぱいを搾ってくれる可能性はきわめて低いです。
えつき助産院もゴールデンウイーク中はお休みを頂きます。
(4月30日、5月1日、2日は営業していますが、すでに予約が埋まりつつあります)
緊急の場合はできるだけみさせて頂きたいのですが、
予約の方が優先ですし、
スケジュール的に無理と判断した場合はお断りすることもあります。
そんな大げさな、私は大丈夫!と思っているあなた。
それでも、ゴールデンウイーク中に断乳したいあなた。
しんどい思いをしてほしくないから、断乳前に最寄りの助産院に相談されることをお勧めします。
あなたとお子さんの状態に合ったアドバイスを受けることが出来ると思いますよ。
参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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