母乳が足りないときや、あげられないときに使える粉ミルクについてのお話です。
ここでいう粉ミルクとは特別用途食品の「乳児用調製乳」のことです。
赤ちゃん用の粉ミルクって何からできているのでしょうか?
粉ミルクの原料は牛乳です。
牛乳が原料なのですが、牛乳をそのまま加工しているのではないのです。
牛乳は「牛の母乳」です。
牛乳には「子牛」の成長に合った成分が含まれており、人間の赤ちゃんには合いません。
そのため、人間の赤ちゃん用に、母乳をお手本にして作っています。
栄養成分を置き換えたり強化したり、過剰な成分を減らすなどの調整をしているのです。
ちなみに、日本で最初に粉ミルクを作ったのは「和光堂」なんだそうです。
和光堂といえば、ベビーフードでも有名ですよね。
1917年(大正6年)に「キノミール」という牛乳成分を薄めて糖質などを添加して粉末化したものを発売しています。
当時としては画期的な製品でしたが、まだ母乳や牛乳の成分について現在のように多くがわかっていなかったため、牛乳をそのまま薄めて使っていていたようです。
今後も科学や技術の進化で、さらに母乳に近づくように粉ミルクも進化していくでしょう。
でも、調べれば調べるほど未知な部分が発見される「母乳」って神秘的ですごいですね。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
では、また(^^♪
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