えっちゃんブログ

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自己断乳2年後の乳腺炎

2022年09月24日 | 断乳・卒乳

自己断乳2年後の乳腺炎


自己断乳して2年後に乳腺炎になったケースをご紹介します。

これは、私が助産院を開業してからのお話です。

仮にAさんとします。

ある日
Aさんからお電話がありました。

Aさん
「断乳後にしこりに気づいたのですが、みてもらえますか?」


「いつ頃断乳されましたか?」

Aさん
「2年前です。最近しこりに気づいて、気になりました。」


「大変申し訳ありませんが、まずは乳腺外科を受診してもらえますか?それで母乳が溜まっていると言われたら診させて頂きます」

Aさんは早速乳腺外科を受診されました。

そして、再度お電話がありました。

Aさん
「乳腺外科を受診したら、悪いものではない。

母乳が溜まっている様なので、自分で搾ってください。と言われました。

自分で頑張って搾ってみたのですが、痛くなっただけで出てこなかったのです。搾ってもらえますか?」


「そうだったのですね。悪いものでなくてよかったですね。では近いうちにご来院下さい。

出来るだけのことはさせて頂きます。」

そうやってBさんは来院されました。

乳房を見ると4×4cmくらいのしこりができていて、赤くなり、熱感がありました。

自分で頑張って搾ろうと力を込めてやっていたら痛みが増してきたようです。

マッサージをしましたが、乳腺が閉じていて、にじんでもきませんでした。

乳腺炎のリスクが高くなっていました。

Aさんに再度乳腺外科を受診して診てもらうように勧めました。

結局、Aさんはしこりの部分が膿瘍になってしまい、切開排膿の処置を受けることになりました。

その後、無事に治ったのですが、、、

もしもAさんが、断乳ケアを受けていたら、今回のようなことは起こらなかったのではないかと思います。

とても稀なケースですが、実際にあったことです。

断乳、卒乳後はケアを受けることをお勧めします。

断乳してしばらく経つけど、自分で搾ると出るという方もご相談ください。

誠心誠意にケアをさせて頂きます。お気軽にご相談ください。

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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母乳育児カウンセラー えつきけいこ