授乳中のママから
「授乳中にチョコを食べても大丈夫?」
「チョコが与える母乳の影響は?」とご相談を受けました。
もうすぐ、バレンタインデーですね。
一年で一番チョコレートが豊富に出回るときで、種類も多いです。
そして、チョコが大好きなママは多い・・・。
授乳中、子育て中のストレス解消には甘いものが一番!
普段頑張っているのだから、バレンタインデーくらいはチョコを食べたい!などお声が届きます。
では、「授乳とチョコ」「母乳とチョコ」について考えてみたいと思います。
食べるものと乳腺炎は因果関係はないので、気にせず食べて良いと書いてあるサイトもあります。
確かにチョコを食べただけで、詰まりや乳腺炎になるとは私も思いません。
ただし、ママの体調、疲労具合、授乳間隔、赤ちゃんの飲みっぷり、食事等が複雑に関係して詰まりや乳腺炎を起こすのは事実だと思います。
チョコレートは脂肪分、糖分、カフェインが多めです。
母乳は血液からできていますから、脂肪分、糖分の多いものは要注意です。
カフェインに敏感な赤ちゃんもいます。
なので、授乳中は気にせずチョコ食べていいですよとは言いにくいです。
そこで、授乳中にチョコを食べたい場合の注意事項をお伝えします。
・赤ちゃんに影響が出にくい食べ方は授乳の直後です。
・時間帯は午前中。
・量は食べても一日に板チョコ半分以内がお勧めです。
あっ、積極的にチョコを食べて下さいと言っているわけではありませんので(笑)。
チョコを食べるならば、乳房トラブルのない時にして下さいね。
そして、食べたら赤ちゃんにしっかり母乳を飲んでもらってください。
・チョコ食べたら、3時間おきに飲ませること
・夜間も基本3時間おき、空いても4時間以内に飲ませること。
これを気を付けてもらうと乳腺炎のリスクが下がります。
ということは、一番して欲しくないことは
・夕方以降にチョコをたくさん食べること。
・夜間の授乳が抜けること。
赤ちゃんの飲みも悪い場合は乳腺炎のリスクが高まるので要注意です。
自分へのご褒美として上手においしく頂いてください。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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