今回は「母乳が足りないと感じたら見るべきサイン」についてお話しします。
母乳はミルクと違って、量が見えません。
なので、どれだけ出ているのか?
足りているのか?不安になりますよね。
えつき助産院での母乳相談でも「母乳が出ているのか、足りているかよくわからない」という相談がとても多いです。
そんな時に見てほしいサインがあります。
と、その前に条件があります。
母乳を1日8回以上飲ませていることです。
なぜ1日8回以上なのか?
それは母乳は消化吸収が良いので、お腹いっぱいに飲んでも、もって3時間以内だからです。
1日24時間です。
単純計算でいくと24時間÷3時間毎=8回になるのです。
その上で、
・おしっこが6〜7回/日以上出ていること
・うんちはできれば1日1回以上出ていること。
出にくい場合、肛門刺激してでも2〜3日に一回はドバッと出ていること
・体重が日割り計算して25〜30g増えていること
(生後3ヶ月以内の赤ちゃんの場合)
・活気があること
以上です。
この項目の中に授乳したら寝る、泣き止むというのは入っていないのがわかりますか?
そうなんです。
母乳が足りていても、泣く子は泣きます。
生後1ヶ月も過ぎると授乳しても寝るとは限らないでしょう。
インとアウトは比例します。
授乳量が少ないと、おしっこうんちは量も回数も少なくなります。
反対に
授乳量が多いと、おしっこうんちもしっかり出ます。
ということは、
一日8回以上飲ませていて、おしっこもうんちもしっかり出ている。
活気もある。体重も25~30g/日程度増えていれば、
よく泣いても、あまり寝なくても、母乳は足りているものです。
よく泣く = 母乳が足りない
なかなか寝ない = 母乳が足りない
というわけではないのです。
今回の内容を動画で見たい方はこちら
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約5分程度のYouTube動画です
参考になれば幸いです。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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