【ママからのご相談】
「授乳中 少しでもアルコールを飲んじゃダメですか」とご相談を頂きました。
妊娠中はアルコールを我慢していたけど、出産したら少しはいいかな?と思うママもいます。
私もアルコールが好きなので、すっごく気持ちがわかります。
でも「授乳中はアルコールを飲まない方がいいです」とお伝えします。
なぜなら、お酒を飲むとアルコールは母乳に移行するからです。
母乳中にも血液中とほぼ同じ濃度に排泄されます。
アルコールを飲むと、母乳のアルコール濃度は90~95%です。
アルコールを飲むと30分~60分位がアルコールの血中濃度がピークになります。
赤ちゃんはアルコールを含んだ母乳を飲むことになります。
そして、個人差はありますが、飲酒後に母乳からアルコールが消失するのに2時間半以上はかかります。
授乳直後にアルコールを飲んだとしても、2時間半後は次の授乳時間になりますね。
そして、アルコールを飲むと母乳を出すホルモンを抑制し母乳は出にくくなるし、味もまずくなります。
赤ちゃんが授乳を嫌がるかもしれません。
赤ちゃんの内臓器官は未熟で、アルコール分解酵素もありません。
悪影響を与えても、よい影響は与えません。
飲酒することで、赤ちゃんにいいことは何ひとつありません。
お母さん、一生お酒を飲むなとは言いません。
ひととき、おいしい母乳を飲ませるための努力をしてみませんか?
どうしても飲みたい時にはノンアルコールビールやノンアルコールの梅酒やカクテルなどを上手に利用するのもいいでしょう。
最近のノンアルコール飲料は美味しくなっていますね。
30年以上前、授乳中だった私は炭酸飲料で我慢していましたね。
気分だけでもシュワ~を味わいたかったのです。
一口だけ!と思ってもお酒は予想以上に進むものです。
おつまみもカロリーの高いものになりがちです。
お気を付け下さいね。
参考になれば幸いです。
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今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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#授乳中のアルコール#ママと赤ちゃんの食べ物と栄養