年末年始の断乳。実はママが一番困る理由

【年末年始の断乳】ママが困りやすい理由

― 助産師が「今は待ってもいい」と伝えたいわけ ―

こんな気持ち、ありませんか？

年末年始になると、

こんなふうに考えるママが増えます。

・パパも長くお休みだし

・実家にいて手伝ってもらえるし

・今なら断乳できるんじゃない？

まとまった休みがあると、

「今がチャンスかも」と思いますよね。

実は、多くのママが同じところで迷います

たしかに、お子さんは案外大丈夫なことも多いです。

環境が変わっても、意外と順応してくれる。

でも――

本当に困りやすいのは、ママの体なんです。

今、こんなふうに感じていませんか？

・胸が張っていない

・夜も飲むけど、おしゃぶり代わりかな？

この状態だと、

「もう母乳はあまり出ていないのかも」

と思ってしまいがちです。

でも、張っていない＝出ていない、ではありません

実は、胸が張っていないのは

赤ちゃんが上手に、ちょうどよく飲めているサインでもあります。

張らない＝出ていない

ではなく、

張らない＝

✔ 必要な分だけ作られて

✔ しっかり飲まれている状態

ということも少なくありません。

実際、

「思っていた以上にしっかり飲んでいました」

というケースは、助産院でもよくあります。

年末年始に断乳すると、起こりやすいこと

この状態で年末年始に断乳すると、

・ごちそうが続く

・生活リズムが変わる

・急に胸がパンパンに張る

ということが起こりやすくなります。

でもこの時期は、

病院や助産院がお休み。

「どうしよう…」

「相談できるところがない…」

と、一人で抱え込むことになりがちです。

だから私は、

年末年始に勢いで断乳することはおすすめしていません。

正解は「やめる・やめない」ではありません

断乳に正解・不正解があるわけではありません。

大切なのは、

「相談できる時期に、準備して決めること」。

それだけで、

ママの体も、気持ちも、ずっと楽になります。

もし今、迷っているなら――

年末年始は

「待つ」という選択もありますよ🌿

困ったときは、ひとりで抱え込まないでください

断乳や卒乳のタイミング、

胸の張りや痛み、不安な気持ち。

どれも、ママが弱いからではありません。

体の仕組みと、タイミングの問題です。

いつでもご相談ください。

あなたと赤ちゃんに合った形で、

安心できる授乳・卒乳を一緒に整えていきます。

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