広島・廿日市の母乳外来 えつき助産院の悦喜(えつき)です。
桶谷式手技(乳房マッサージ)であなたの母乳育児をサポートします。
授乳中に熱が出た。しかも頭痛があって関節の節々も痛い。
どうしようって困ることってありませんか?
これからの時期、熱が出るとインフルエンザかも?!と不安になりますよね。
咳や鼻汁、のどの痛みなどの風邪の症状はありますか?
あれば、風邪の可能性が高いですね。
内科を受診しましょう。
でもちょっと待って。
授乳中の方ならば、おっぱいの調子が悪くないかもチェックして下さいね。
たとえばこんな症状はありませんか?
*おっぱいにしこりができた。飲ませてもしこりが消えない
*おっぱいに痛いところがある
*おっぱいに赤いところがある
*搾ってみると、まるで膿のような黄色いねっとりとした乳汁が出る
以上の症状がある場合、残念ながら乳腺炎が疑われます。
風邪かと思って内科に行ったけど、実は乳腺炎だったという話はよくあることです。
内科に行っても乳腺炎はよくなりません。
*とにかく3時間以内に子供におっぱいを飲んでもらう(夜間も)
*痛いところは軽く冷やす。冷やしすぎは要注意です。
冷えピタはかぶれる方多いのでお勧めしません。
キャベツの葉で痛いところを包むようにあてる。
キャベツの葉はフィット感があり、程よい冷たさでよいと好評です。
ただし、乳頭・乳輪は覆わないようにしましょう。
*葛根湯を飲む(乳腺炎に効きます。おっぱい飲ませても大丈夫です。)
市販の葛根湯でOKです。
*お食事を和食にして、高カロリー・高脂肪な食事を控える
それでも良くならない場合は、できるだけ早めにご来院ください。
早く対応した方が早く良くなりますよ。
*赤く腫れて痛い部分をしごいたり、強くもんだり、あっためること
*授乳を控える。または飲ませないこと
おっぱいがトラブっているときは正直おいしいおっぱいではないでしょう。
でも、赤ちゃんに害はありませんので、飲んでもらいましょう。
トラブル予防法・対処法の一番は、赤ちゃんにしっかりおっぱいを飲んでもらうことなのです。
*授乳間隔があきすぎてしまった場合
*高カロリー、高脂肪、あくの強いもの、刺激物を食べ過ぎた場合
*赤ちゃんが噛んだり、引っ張ったり、うんうんうなったりして飲んでくれない。
飲むのを嫌がることもあります。おっぱいの調子が悪くなって、まずくなっているのかも?!
*おかあさんがとても疲れている場合
おっぱいがトラブル原因はいろいろありますが、どれか一つの原因で起きる場合よりも、様々な原因が重なった起こすことが多いのです。
ということは、引っ越しや結婚式、葬儀や法事、旅行、お盆、お正月などイベント事があるときは要注意ですね。
これからはどんな時でしょう?
クリスマスに正月とイベントが続きます。
どうぞお気を付けて下さいね。
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