広島・廿日市の母乳外来/桶谷式母乳育児相談室
母乳が足りない、おっぱいが痛い、断乳・卒乳
に対応する助産師 えつき けいこです。
赤ちゃんが生まれた!
おっぱいを飲ませる。
おっぱいをふくませるけど、母乳があまり出ていない気がする。
少しでも多く出るようにしたい。
少しでも多く飲ませたいと願うお母さんは多いですね。
おっぱいを飲ませたい。
でもおっぱいが張っていない。
そんなときはどうしますか?
①おっぱいが張っていないので、張ってきたら飲ませる。
②おっぱいが張っていなくても、飲ませる。
さて、どちらがよく出るようになるのでしょう?
・
・・
・・・
・・・・
・・・・・
よく出るようになるのは①ではなく②なのです。
意外でしたか?
おっぱいが張らない、出ていない気がしているママたちがしがちな行動は、おっぱいが張るまで待とうとすることなのです。
おっぱいが張ってきて(おっぱいがたまってきて)
飲んでくれた後、おっぱいが柔らかくなると飲んでくれた実感がありますね。
でも、ちょっと待って。
おっぱいをためるということは、たまるまで飲ませないということですよね。
3時間以上たっても飲ませず、搾らず、
母乳をためればためるほど、おっぱいは止まる方向に傾きます。
それが証拠に母乳を卒業するとき(断乳するとき)は母乳をためてもらいます。
おおよそ3日間位母乳を飲まさず、搾らず、ためておくと止まる方向にいきます。
飲まさず、搾らず、3日位様子を見ると、母乳を作る機能がガクンっと落ちるのです。
母乳がピタッと急にでなくなるわけではありません。
母乳の量を増やしたかったら、ためるのではなく、出すことが必要です。
おっぱいが足りないと思っているママにしてほしいことは
おっぱいが張る、張らないに関係なく、2.5~3時間以内に飲ませることです。
一日最低でも8回以上母乳を飲ませて欲しいのです。
母乳は出した量だけ作るようになります。
まずは、出すことが大切なのです。
だから、初めは少なくてもたびたび飲ませて出していくと、少しずつ出る量が増えてきます。
なので、おっぱいが張っている張っていないにかかわらず、飲ませましょう。
1日8回以上(3時間以内に)飲ませるようにして下さいね。。
8回以上なので、10回でも12回でもOKですよ。
そうすると、母乳の量は増えてきます。
あと、母乳の量を増やすのにさらに効果的なことがあります。
それは次回Part2でお伝えしますね。
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