えつき助産院にご来院されるかたの相談内容に「母乳が足りない」というのがとても多いです。
でも、母乳マッサージをしてみると本当に足りない方(母乳不足)よりも足りないと感じている方(母乳不足感)のほうが圧倒的に多いのです。
母乳の場合はミルクと違って量が見えないので、どれだけ出ているのか?飲んでいるのか?
ご自身で判断するのは難しいし、わかりにくいというのはあります。
でも本当に母乳不足なのか?
実は母乳が出ているけれど出ている自信がない母乳不足感なのか?
見極める必要があります。
なぜなら、
母乳不足はミルクを足す必要があります。
母乳不足感はミルクを足す必要がないからです。
こんなケースをよく見かけます。
母乳が足りないと思ってミルクをあげる。
あげた量だけ赤ちゃんは飲んでくれる。
あ~、やっぱり私の母乳は足りなかったんだと思う。
↓
気が付くとどんどんミルクの量が増えていく。
↓
授乳間隔がなんとなく3時間以上あいてくる。
特に夜寝る前にミルクをあげると朝まで寝てくれるようになる。
↓
母乳をあげる回数が減ってくる。
母乳の回数が減ってくるとおっぱいが張ってくるようになる。
↓
刺激が減って、母乳の出が減ってくる。
いったん張っていたおっぱいがはならなくなってくる。
↓
本当の分泌不足になる。
本来足りないおっぱいではなかったけど、飲ませる刺激が減ることで本当の分泌不足になっていくのです。
そうなってほしくないのです。
母乳を止めようとする場合(断乳)
おっぱいを飲まさず、できるだけ搾らず母乳をためます。
そうすると母乳を作る機能がガクンと落ちます。
そうやって、おっぱいに与える刺激を少なくして母乳を止めていきます。
ということは、おっぱいへの刺激を減らすこと=母乳の出を減らすことなのです。
赤ちゃんに飲んでもらうことが母乳の出を増やすことになります。
そんなこと言われても、やっぱり
□母乳が足りない気がする。
□母乳が足りているのかどうか自分ではわからない。
□ミルクを減らしたいけど、本当に減らして大丈夫かわからない。
□ミルクが必要だと思うけど、どのくらい足したらよいかわからない。
ひとつでもチェックがある場合、お早めにご相談ください。
母乳不足なのか?母乳不足感なのか?母乳マッサージをしてみさせていただきます。
母乳不足の場合ミルクが必要なので、どのくらいの量をどの程度追加したらよいかアドバイスします。
母乳不足感の場合
ミルクの足している量にもよりますが、無理なくミルクを減らしていく方法をアドバイスします。
赤ちゃんが上手におっぱいを飲めているのか授乳のアドバイスもいたします。
一人で悩んでいないで、ぜひご相談ください。
早ければ早いほど、悩む時期が減りますよ。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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