
乳首の傷のケア やってはいけない5つのこと
乳首の傷は痛い!
毎回の授乳がとてもつらい!
授乳をやめたくなります。
実際に、乳首の傷の為に授乳を断念した方もいるくらい辛いです。
乳首の傷は
赤ちゃんが浅く吸うことでできるキズ
赤ちゃんにかまれてできる噛み傷
乳首に白い点ができる白斑
などがあります。
出来てしまった場合は、軽症のうちに治したい。
そんな時に、やりがちだけど実はしないほうがよい5つのことを説明しましょう
①授乳をしない
おっぱいの傷はできる限り飲ませながら治すのが原則です。
痛いんですけどね。
出来るだけ飲ませる方法を取りましょう。
②乳頭保護器を使って飲ませる
乳頭保護器を使うと直接傷に当たらないからよさそうに思うかもしれません。
ですが、乳頭、乳輪に負荷がかり、むくんだりしやすくなります。
③キズパワーパッドをカットして使う
キズパワーパッドは自己判断で使うことはいけないとは言いません。
でも傷口に合わせて小さくカットして使うのはやめましょう。
赤ちゃんが誤飲してしまう恐れがあります。
薄いフイルムで覆われているのですが、カットすることによって断面から水分が吸収されてふやけてしまいます。
本来の役目を果たせません。
④搾乳器を使う
飲ませたいけど、傷が痛くて飲ませるのが激痛。
授乳が怖い場合は搾乳が必要です。
その場合、出来るだけ手で優しく搾りましょう。
搾乳器を使うと乳頭保護器と同じ理由で乳頭乳輪がむくみやすく、かえって痛いです。
⑤乳頭に馬油を塗った後ラップで覆う
傷に馬油など塗るのはOKです。
ただし、ラップ覆うのはやめましょう。
ふやけてしまいます。
また母乳が漏れ出てくると雑菌が繁殖しやすくなります。
傷が下着に触れて痛い場合はガーゼのハンカチなので覆いましょう。
ガーゼを剥がすときは無理矢理剥がすそっと剥がしましょう。
以上の5つのことをすると
傷が悪化するか長引いたり、乳腺炎になる恐れが高くなります。
乳首の傷は原則飲ませながら治します。
前搾りをして、乳頭乳輪を柔らかくして授乳しましょう。
傷が赤ちゃんの口角になるように授乳の姿勢を工夫しましょう。
それでも良くならない場合はこじらせる前に桶谷式の母乳相談室にご相談ください。
早く治るお手伝いができると思います。
IGTV動画をご覧いただけます。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
では、また(^^♪
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