【ママからのご相談】
白湯は赤ちゃんに必要ですかとご相談いただきました。
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白湯は赤ちゃんに必要ですか?
おばあちゃんから昔はお風呂上がり湯冷ましをあげていたけど、今はあげなくてもいいの?と言われました。
白湯は必要ですか?
あげるとしたらどのくらいの量をあげたらいいですか?
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おばあちゃまから昔はお風呂上がりに湯冷ましをあげていたよと言われたのですね。
この湯冷ましとは白湯のことです。
まず、白湯とお湯の違いについて説明します。
白湯とは一度沸騰させた水を飲みやすい程度まで冷ましたものを言います。
お湯とは水を40℃以上に温めたものです。
温めただけのお湯だと不純物が残っている可能性がありますので気をつけてください。
そもそも、なぜ湯ざましが必要だったのでしょうか?
それは昔ミルク全盛期の時代がありました。
1960年から1970年ころかな?
その当時のミルクは今ほど品質がよくありませんでした。
どちらかといえば、牛乳に近いものでした。
タンパク質、ミネラルが多すぎて、赤ちゃんには濃かったのです。
それで薄めましょうという目的とあげるのは湯上がりが良いであろうということで、習慣化していったのです。
水分補給しないと脱水になりませんか?という質問もよくいただきます。
母乳は水分を88%含んでいます。
母乳は極めて高い栄養価を持っているのと同時に水分もかなり含んでいるのです。
今のミルクは母乳なみに抑えられています。水分も同じ88%です。
以前のように濃くありません。
なので、基本お風呂あがりに湯ざましは必要ありません。
それでもお風呂あがりに喉が渇いたのでは?と心配な時は
母乳と混合栄養の方は母乳を飲ませてあげればいいのです。
ミルク栄養のみの方は
ミルクをあげると飲み過ぎになるかもしれないので、湯ざましをあげてもいいでしょう。
でも、20〜30mlもあれば十分でしょう。
たっぷり飲ませて、水腹にすることはありません。
では、なぜいつまでもこのことが語り継がれているのか?
育児書や教科書はすぐには書き換えることが難しいからです。
いつまでも古いことが載っていることも多いでしょう。
今回の内容を動画で見たい場合はこちら
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5分程度のYouTube動画です
参考になれば幸いです。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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#ママと赤ちゃんの食べ物と栄養#白湯#湯冷まし