「母乳だとゲップさせなくても大丈夫って聞いたんですが…」
そんなご相談をよくいただきます。
たしかに、そうおっしゃる方もいますね。
でも私は、母乳でも一応ゲップをさせてあげてくださいね、とお伝えしています。
情報がいろいろあって、悩むのはお母さん
ミルクと母乳、それぞれで言われていることが違うと、戸惑ってしまいますよね。
「本当はどっちなの?」と、不安になってしまうこともあると思います。
そこで、なぜ私が「母乳でもゲップをさせて」と言っているのか、わかりやすくお話ししますね。
赤ちゃんは、飲むときに空気も一緒に飲み込んでいます
母乳でもミルクでも、飲むときにどうしても空気を一緒に飲み込んでしまうことがあります。
この空気を体の外に出してあげるのが「ゲップ」です。
母乳の方が空気を飲みにくいのは本当
母乳の場合、おっぱいをしっかり深くくわえて真空状態にして飲むため、
空気は入りにくい構造になっています。
逆に、哺乳瓶で飲むミルクの方が空気が入りやすく、
ゲップが必要と言われるのはこのためです。
でも、こんなときは母乳でも空気を飲み込みやすいんです
・赤ちゃんがまだおっぱいを深くくわえるのが難しいとき
・母乳の出が多くて、むせるように飲んでいるとき
こんな場合は、母乳でも空気を飲み込みやすくなります。
だから私は、母乳でも一応ゲップさせてみてくださいとお話ししているんです。
ゲップは「出るまで」しないといけないの?
「ゲップが出るまで、ずっと頑張らないといけませんか?」という質問もよくいただきます。
大丈夫、出なかったら寝かせてOKです!
目安として、3〜5分くらい試してみて、それでも出なければ無理に続けなくても大丈夫ですよ。
赤ちゃんが気持ちよさそうにしていたら、安心して寝かせてあげてくださいね。
まとめ
母乳でも空気を飲み込むことがある
ゲップは、赤ちゃんの様子を見ながら“出たらラッキー”くらいの気持ちでOK
ママの疑問が少しでも晴れますように。
気になることがあれば、いつでもご相談くださいね。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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