~ほっこりゆるんで、笑顔になって~
ママと赤ちゃんが笑顔で過ごせるようにお手伝いする助産師えっちゃんです。
私は助産師です。(唐突で、すみません。(^_^;))
同業者には保健師さんや看護師さんがいます。
私は看護師になって総合病院で働き、出産を機に退職して専業主婦になりました。
その後、子育てをしながら1年間助産師学校で学び、助産師資格をとりました。
私が持っている国家資格は看護師と助産師です。
助産師として17年間総合病院の産婦人科病棟に勤務していましたが、平成24年に退職し、助産院を開業しました。
開業してみてわかったこと
そ・れ・は「助産師の仕事って、あまり知られていないんだ!」ってこと!
開業後「助産師です」と自己紹介すると、たまに「看護師の免許は?」と聞かれ、「助産師は必ず看護師免許も持ってます」というと、「へぇ~、そうなんですか!」といわれることがあるんです。
保健師や助産師は必ず看護師免許を持っています。
助産師になろうと思うと
私の様に、先に看護師免許を持っていて、後に助産師になるケースがあります。
また、看護師、助産師の国家試験を同時に受けるケースもあります。
(最近はこのケースが多い。)
この場合、
看護師も助産師も合格した場合⇒看護師としても助産師としても働けます。
看護師が合格、助産師不合格の場合⇒看護師として働けます。
看護師不合格、助産師合格の場合⇒看護師としても助産師としても働けないのです。
助産師が合格しても、看護師が不合格だと医療職として働くことが出来ないのです。
助産師は看護師免許も持っているということは私の中では、当然なことですが、他の分野の方がみると、わからないのは当然です。
そういえば、私も他の職種の方のことはあまりしらない!って思ったのです。
私の当たり前は他人の当たり前ではないというごく自然なことを実感しています。
助産師として地域に根付いて活動しようと開業しましたが、もっと助産師とは?を知ってもらう必要があるって気づいたんです。(開業して5年を迎える今になって、やっとですが(^_^;)
では、助産師の仕事とは?
助産師のお仕事内容は保健師助産師看護師法(略して保助看法)という法律で定められています。
保助看法には「厚生労働大臣の免許を受けて助産または妊婦・褥婦(じょくふ)もしくは新生児の保健指導を行うことを業とする女性をいう」となっています。
そうなんですね。現在の日本では助産師は女性限定の仕事なのです。
(アメリカ、イギリス、オーストラリアなどでは男性の助産師も存在します)
昔、助産師は「産婆」という名前で江戸時代から独立開業していました。
昭和23(1948)年に保助看法が制定され「助産婦」に改称され、国家資格として生涯免許になったんです。
その後、平成13(2001)年「保健師助産師看護師法」と改正され「助産師」と改称されました。
昔、看護婦さんと言えば女性でしたが、最近では男性看護師さんもいて活躍されていますね。
では、助産院ではどんなことするの?
助産院で出来ることは、お産の介助や妊産婦・新生児の保健指導です。
助産院では正常産であればお産の取り扱いは可能ですが、お産を取り扱うかどうかは開業時に自分で決めて申請します。
えつき助産院ではお産は取り扱っていません。
えつき助産院はママが笑顔になれるように、母乳育児相談室をメインとした保健指導をしています。