おっぱい先生こと母乳育児コンシェルジュの悦喜(えつき)です。
母乳育児を振り返ると、軌道に乗るまでが大変だった。
母乳で育てたいと思っていた私は、産前からおっぱいや乳首のマッサージをしていて、産後は当たり前のように母乳が出るものだと思っていた。
しかし、産後私のおっぱいはうまい具合に母乳が出ず、充分におっぱいを与えている同室のママが本当に羨ましかった。
「吸わせていたら、出てくるから」と言われ、出ないおっぱいを吸わせていると、乳首は切れて衣服が当たるだけでも痛かった。
そのため、軟膏やオイルを塗り、ラップで保護していた。
授乳のたびに乳首に塗る軟膏で、黄色くなる娘の顔や服を見て、「ごめんね、ミルクにする方が良いのかな」と何度も思った。
少しでも出るようにと熱いタオルを当てて、おっぱいを真っ赤にしながらマッサージしていたのを思い出す。
出ないかわりに背中の方から熱を持ち、詰まっているようなおっぱいをどうにかしたいのと現状を知りたくて、産後1ヵ月の時にえつき助産院へ。
施術してもらうと、おっぱいはマシュマロのようにふわふわになり、
「母乳しっかり出ているし、体重も増えすぎな位に増えているから、大丈夫。自信持って。」と言ってもらえて思わず涙が出た。
飲ませ方なども教えてもらい、娘と授乳のタイミングもあい始めると、母乳育児がぐーんと楽しくなってきた。
また、常に悩まされたのは白斑だった。
急な詰りに自分では対処しきれず、ひどい時は1週間に2~3回えっちゃん先生にお世話になった。
そんな時でも何とか都合つけてくれる先生には、心底感謝しているし、私の母乳育児に置いてえっちゃん先生の存在は大きな大きな支えになった。
えっちゃん先生がいなければ、母乳育児を諦めていたのではないかと思う。
断乳に至るまで我が子に母乳を与えられる幸せな時間を味わえて本当に良かった。
えっちゃん先生、本当にありがとうございました!!
――――――後編に続く
後編は断乳時のママとお子様の様子について書いてくれました。
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