上手な授乳のコツとは母乳の出るしくみを活かした授乳をすることです。
まずは母乳の出るしくみを説明します。
赤ちゃんがおっぱいを飲む時
まず、チュクチュク吸ってじっとするを繰り返します。
じっとおっぱいが出るのを待っているのです。
待っていても出ないとまたチュクチュクするんです。
その吸う刺激が脳に伝達されると
脳は母乳を出さなきゃと思って母乳を出すためのホルモンを分泌してくれます。
プロラクチンとオキシトシン
2種類のホルモンを分泌してくれます。
このホルモンの働きで、
その時飲む母乳はその時に作られるのです。
そして、母乳が湧いてきたら、赤ちゃんはゴックンゴックンと喉を鳴らすようにして飲むんです。
この母乳の出るしくみを活かすのが上手な授乳のコツです。
おっぱいはくわえた直後から出るわけではありません。
吸い始めから出るまでに若干時間が必要です。
元気のよいおっぱいならばすぐに湧いてくるでしょう。
元気のないおっぱいならば、頑張って吸ってやっと出るでしょう。
湧いてきたら、赤ちゃんは喉を鳴らすようにゴックンゴックンと飲みます。
母乳が湧いてくる時間は約30秒から長くて1分です。
その一湧きが落ち着いたら、またチュクチュクして待ってを繰り返すんです。
一湧き飲んだら、赤ちゃんのお口を外して反対に移りましょう。
反対のおっぱいも湧いてきていますから。
長くても片方5分以内ですね。
そうやって左右のおっぱいを1往復は飲ませます。
3ヶ月以内は目指せ2往復です。
片方のおっぱいを10分とかそれ以上くわえさせていたら、1回の授乳ご片方で終わるかもしれません。
一回の授乳で両方のおっぱいを飲ませるようにしましょう。
おっぱいは母乳の貯蔵庫ではなく、製造所です。
赤ちゃんが飲むと作られます。
そうは言っても、湧いてくるのがよくわからない。
自信がないという方はご相談ください。
母乳の出具合や授乳の様子をみて、お伝えします。
今回の内容を動画(IGTV)でもご覧いただけます。約15分間です。
今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
では、また(^^♪
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