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お盆休み中に断乳をお勧めしない訳

2022年08月05日 | 断乳・卒乳

 

お盆休み中の断乳

 
 
お盆休み中に断乳をお勧めしない訳
 

断乳の時期は、お子さんが1歳を過ぎて、ある程度しっかり歩けるようになった頃がおススメとお伝えしています。

それともうひとつ、できれば真夏は避けましょうとも。

 

実は、お盆休みの時に断乳をされる方が毎年いらっしゃいます。

そして、想像以上にパンパンガチガチになり、自分では対処できず困って連絡して来られます。

 

何とかしてあげたいけど、私もお盆休み中で、すぐに対応できません

とりあえずの対処法をお伝えして、その場をしのいでもらうこともあります。

あなたにそんなしんどい思いをして欲しくありません。

 

なぜ、この時期に断乳をされたのか、聞いてみると…

・普段仕事で忙しい夫が家にいてくれるから

・お盆休み中は家族が集まるので、子供のお世話をお願いしやすい。

以上の2点が、ほとんどです。

自分ひとりで断乳するのは大変なので、家族の協力が得られる方がいいに決まっています。

なので、夫や家族がいてくれるお盆の時期となったようです。

でも、ちょっとまってビックリマーク

 

断乳後、心配なのはお子さんの方で、自分は大丈夫って思ってませんか?

最近、おっぱいが張っていないし、あまり(ほとんど)出ていないと思っていませんか?

本当に出ていないのでしょうか?

お子様が1歳すぎている場合、普段おっぱいの張りを感じなくなってる方が多いです。

でも実はよく出ていて、断乳すると想像以上にパンパンガチガチに張ることが多いです。

その時になって、想像以上の張りに驚くことでしょう。

自分でうまく搾れない。

痛くて痛くて、手が肩より上がらない。

上を向いても、横を向いても痛い。

抱っこをしたくても出来ない。

ひどい場合は、熱が出て乳腺炎になる方もいます。

そんなしんどい思いをして欲しくないのです。

 

また、断乳のときにはお食事も気をつけましょうと言います。

パンパンガチガチになるのを少しでも予防するために、お食事は高カロリー・高脂肪、甘いものを避けたほうがよいです。

お盆時期はご馳走食べる機会が多いですよね。

 

さらに、入浴はシャワーだけにして、できればシャンプーは避けましょうと言う日もあります。

カラダを温めると血液循環が良くなり、張りやすくなります。

頭を洗うということは入浴時間が長くなります。

そして、両手を上げて、お湯をかけて、頭皮を刺激すると、さらに張りやすくなります。

夏場の暑いときにシャンプーしないでって言うと気持ち悪いし、とってもストレスになります。

 

張りが辛すぎて乳腺炎のおそれがあっても、医療機関でみてもらいたくても、お盆休み中は病院もお休みでしょう。

夜間救急にかかっても、マッサージを受けられる可能性はないといってもよいでしょう。

 

少しでもしんどい思いをせずに、無事におっぱい卒業してほしいからこそ、お盆の時期は避けておいたほうが無難だと思います。

 

もう一度言います。お盆休み中の断乳はお勧めしていません。

 

それでも、いろいろ考えたけどやっぱりお盆休み中に断乳をしたい!するしかない!

そう思われる場合、特別に真夏の断乳の注意事項をお伝えするので、事前の相談をお勧めします。

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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母乳育児カウンセラー えつきけいこ