えっちゃんブログ

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不妊症の定義が変わった?!

2015年09月27日 | お知らせ

~ほっこりゆるんで笑顔になって~ママの笑顔をもっと増やしたい!
えっちゃんこと助産師の悦喜桂子(えつき けいこ)です。

みなさん、不妊症の定義って知っていますか?

不妊症とは?
避妊をしていないのに、2年以上妊娠しない状態をいいます。

というか、いっていました。

この定義を日本産科婦人科学会は平成27年7月に変更したそうです。

今後の不妊症の定義は
避妊をしていないのに、1年以上妊娠しない状態になりました。

このニュースは2015年9月26日広島のアステールプラザで

行われた妊活応援フォーラム「夫婦で考える不妊治療」で知りました。

 

 

2年が1年になるのでは?という動きがあるのは知っていましたが、変わったんですね。

このフォーラムで基調講演がありました。

『男性も知っておきたい不妊治療の基礎知識』

講師は、いぐち腎泌尿器科クリニック 院長 井口裕樹(いぐち ひろき)先生

いぐち腎泌尿器科のホームページはこちら 

井口先生は広島では数少ない男性不妊症の専門診療を行うクリニックの院長先生。
平成19年にクリニックを開設されたそうです。

その井口先生が講演の冒頭で不妊症の定義が変更になったと話されました。

その他にも不妊治療に大切な基礎知識をたくさん学びました。

今回学んで改めて思ったのは、子どもが欲しいならば、出来るだけ早い時期の方が良いってこと。

しかも、夫婦で協力して、検査をして、必要な治療を受けることが大切です。

夫婦でそろって!!が大事

世の男性の方々へお願い
もしもあなたのパートナーが子どもが欲しいと言って、

避妊もしていないのに1年以上授からなかず、

不妊の検査を受けたいと言ったら、

一緒に不妊検査を受けに行ってあげて下さい。

しかし、積極的に行ってくれる男性は少ないかも・・・

男性って女性が思っている以上に繊細でナイーブ、そして傷つきやすいといいますから。

もしかしたら、こんなこと心配していませんか?

もしかしたら、痛い検査だったらどうしよう?痛いの嫌だし・・・

右痛みをともなう検査はありません。
  ただし、採血の痛みは我慢して下さい。(by井口先生)


もしも、おれが原因だったらどうしよう?男として自信がなくなる。

右確かに男性の方に原因があったら、かなりのショックをうけるでしょう。
  しかし、最愛のパートナーのため勇気を持って欲しいです。
  お願いします。
  

以前、不妊を取り扱ったTVで印象的な場面がありました。

どうしても子どもが欲しい妻が不妊検査に一緒に行って欲しいと夫にお願いしたが、夫は協力してくれない。

妻が一人で不妊治療を受けていたが授からず、5年が過ぎていった。

そして、夫がやっと重たい腰をあげてくれて、検査にいくと夫は無精子症だったのです。

女性が妊娠・出産できる時期は限界があります。

いつまでもできるわけではありません。

貴重な5年間だったのに・・・。

この夫婦に子どもを授かることはありませんでした。

夫がTVの取材で
「妻が最初に行ってと言った時に行っていれば、もしかしたら妻は赤ちゃんを抱っこ出来たかもしれない。その機会をおれが奪ったのかもという自責の念が消えない。妻に対して申し訳ない・・・」という内容でした。

男性にこんな苦しみを味わってほしくない。

医療は進歩し、今では無精子症も治療できる時代です。
(詳しくは井口先生のホームページでどうぞ)

今回パネリストとしてスペシャルゲストのダイヤモンド☆ユカイさんもご自身の体験を赤裸々に語ってくれました。

「俺は無精子症で手術した。すっごい痛かった。でも、妻の方がもっと苦しい痛い思いをしていた。不妊の原因が俺にあっても、痛い思いをするのは妻の方だった。治療のお陰で子どもを授かりることができた。愛する妻のためにどれだけのことがしてやれるか?そのことを考えて行動して欲しい」といった内容のことを言われていました。

チョー、ロックだぜ!かっこいい----!!

こんな男性なら、もしも授からなくても惚れ直すね。

そして、これからの人生二人で一緒に過ごそうって思えるね。

ロックシンガー ダイヤモンド☆ユカイさんは2011年に自身の不妊治療と夫婦の愛と葛藤の日々をつづった「タネナシ」を発刊して大きな反響を呼んでいます。

ぜひ、読んでみて下さい。

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