【乳腺炎の種類について】
乳腺炎は大きく分けて、細菌性の乳腺炎とうっ滞性の乳腺炎があります。
乳腺炎のほとんどは、うっ滞性の乳腺炎です。
何らかの原因で乳汁が乳房の中に溜まって成分が腐敗するように変化して炎症を起こします。
うっ滞性の乳腺炎は、授乳中のどんな時期でもなる可能性があります。
症状としては乳房が赤く腫れ上がり、ほとんどの人は熱が出ます。
程度が軽ければ、桶谷式のマッサージを受けることで、しこりが軽くなったり、痛みが軽くなるでしょう。
放っておくと、症状がひどくなり、しこった部分の乳汁が化膿してしまいます。
膿瘍が出てきしまうと切開排膿が必要になることがあります。
もう一つは、傷などに存在する細菌に感染して起こる細菌性の乳腺炎です。
細菌性の乳腺炎はうっ滞性の乳腺炎よりも症状が強い場合が多いです。
熱も39℃以上40℃近く出る方もいます。
乳首に傷がある方はその傷から細菌感染するリスクが高まるので注意が必要です。
乳首に馬油やランシノーなど塗ってもいいですが、ラップで覆うのはやめましょう。
その理由が載っているブログはこちら
乳首の傷にやってはいけない5つのこと!
参考にしてください。
うっ滞性であろうが細菌性であろうが、乳腺炎は乳腺炎です!
しんどいことに変わりはありません。
季節の変わり目や変動の激しい時はカラダのバランスをとるのが難しく、体調も崩しがち。
なんか調子が悪いなと思ったら、早めにご相談ください。
痛くない授乳をしていただきたいと願っています。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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